ピントの合う場所

最近、つくづく感じた事があった

というか、その前にテレビで大好きな甲本ヒロトさんが話していた事を

聞いていたからという事もあり、

つくづく「そうかそうか、そういう事か」と改めて感じた事。


松本人志さん、中居正広さんがMCのトーク番組に菅田将暉さんと

甲本ヒロトさんが出演していた時話していた事。

確かロックに目覚めた瞬間についての話しだった気がするんだけど

その中で、「同じ時に同じ場所で同じものを見ていても

人によってピントの合う場所が違う」という話しをしていた。

実は同じ時に同じ場所で同じ方向を見ていても

同じものを見てはいない。


先日、ある場所で、私にとってはそこは宝の宝庫

メモりたい事ばかりで紙のスペースが足りない程だと思ったのだけれど

隣に居た人はとても退屈そうに突っ立っていた。

「えー!」と衝撃だった。


これって、本や映画など

一度触れた時には全くよく分からなかったが

自分がいろんな体験をしてから何度も読み返す(見返す)うちに

色々な気づきがあるというのに似ている。

逆も然り。

隣の人には見えているのに自分は見れていない事も

まだまだある。


無駄にしてしまった時期があったように思って悩んでいたけれど

意外といろんな事ちゃんと見れていたのかもしれないと

そんな風にも思えた出来事だった。

その反面、まだ見えない事もある。


どこにピントが合ってしまうか

それは、自分のライフワークのヒントな気もする。