まず、生きる演劇史のような野田秀樹さんと共に、演技について試行錯誤できる場に参加できた嬉しさと共に、30名の参加者、誰1人として手を抜く人はおらず、イキイキと、全力で一緒に取り組んだ時間は本当に豊かでした。

年齢は様々で、多摩美の演劇コース在学中の学生さん、卒業生、多摩美とは別のキャリアを持つ20代〜50代？くらいまでの俳優。

その経験値の違い、文化の違いが、それぞれの表現に出ていて、すごく面白かったですし、エネルギーを頂けました。

このワークショップで出会った学生さんの何名かの公演も、観に行かせて頂き、なんと自由で熱気溢れる空間で、これもまた豊かな驚きでした。

まだまだできる事、沢山あるなぁって。

小劇場の吐息の伝わるドキドキ感やライブ感も久しぶりに思い出しました。

ワークショップの話に戻ると、いくつかのグループワークの後、各日、グループごとの発表のようなものがあり、そこに毎回野田さんご自身も混じって全力で参加して下さるのですが、大勢いる中でやっぱり野田さんの動きをついつい観てしまう。

それは、野田さんの動きに迷いがないし、凄い、常識から外れて面白さに自らどんどん進んでいくのが面白い。そして、それにつられみんなももっとどんどん面白くパワー出してくる。

そんな連続で、豊かな時間でした。

今回学んだ事を、自分自身の筋肉にして、ちゃんと表現者として育っていかねば！

頑張ります。

2023.10